原田範行
プロフィール
Professor Noriyuki Harada, Ph.D

1963年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。一般財団法人日本英文学会会長。
日本学術会議会員。
博士(文学)。
2019年3月まで東京女子大学現代教養学部長、教授(国際英語学科)。
専門は近現代イギリス文学。
出版文化史や比較文学・比較文化論、文学教育にも関心を持つ。

慶應義塾大学 原田範行

業績表

I.論文

  • 1. “Between Particularity and Generality: The Significance of Samuel Johnson’s Abandoned Edition of Shakespeare,” 『藝文研究』(The Geibun-Kenkyu: Journal of Arts and Letters) 第57号(慶應義塾大学藝文学会, 1990), pp. 17-31.
  • 2. “Tempus omnia revelat: Rasselas Reconsidered from the Consciousness of Time,”『十八世紀イギリス文学研究』(日本ジョンソン協会編, 雄松堂出版, 1996), pp. 13-29.
  • 3. “Regeneration from Vanity: Johnson’s Satiric Mode in The Vanity of Human Wishes,”『英文学研究』(Studies in English Literature)第73巻第2号(日本英文学会, 1997), pp. 265-78.(日本英文学会第19回新人賞受賞論文)
  • 4. “Creative Mind in the Making: The Impasse of London,” 『藝文研究』(The Geibun-Kenkyu: Journal of Arts and Letters) 第73号(慶應義塾大学藝文学会, 1997), pp. 131-46.
  • 5. 「『マンフレッド』の受容と変容.バイロン, ハイネ, .外を中心に—」『文体論研究』(Studies in Stylistics) 第44号(日本文体論学会, 1998), pp. 64-75.
  • 6. “Individuality in Johnson’s Shakespeare Criticism,” Japanese Studies in Shakespeare and His Contemporaries, ed. Yoshiko Kawachi (Newark: U of Delaware P, 1998), pp. 197-212.
  • 7. 「ゴシック小説の系譜.近代イギリス文学を中心に」『杏林大学外国語学部撮要2(十周年記念講演集)』(杏林大学外国語学部十周年特別委員会編, 1999), pp. 53-81.
  • 8. “Johnson’s Attitude towards History in His Early Career,” 『杏林大学外国語学部紀要』(Review of the Faculty of Foreign Languages) 第11号(杏林大学外国語学部, 1999), pp. 77-94.
  • 9. “Nullius addctus jurare in verba magistri: A Study of the Politics of Young Samuel Johnson,” Colloquia 20 (慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻『コロキア』同人, 1999), pp. 91-104.
  • 10. “Personality, Impersonality and the Sublime Moment: A Comparative Survey of the Romantic Poems from Donne to Yeats,” 『杏林大学外国語学部紀要』(Review of the Faculty of Foreign Languages) 第12号(杏林大学外国語学部, 2000), pp. 71-87.
  • 11. 「サミュエル・ジョンソン—世界は一冊の辞書」『週刊朝日百科 世界の文学』第59号(朝日新聞社, 2000), pp. 282-83.
  • 12. “From Verse to Prose: Samuel Johnson’s Failure in Irene Reconsidered,” Poetica: An International Journal of Linguistic-Literary Studies 53 (Eikoh Institute of Culture and Education, 2000; Yushodo, 2005), pp. 39-64.
  • 13. “The City and the Country: Johnson’s Duality and His Literary Topos,” 『杏林大学外国語学部紀要』(Review of the Faculty of Foreign Languages) 第13 号(杏林大学外国語学部, 2001), pp. 179-203.
  • 14. 「読書する啓蒙主義」『英語青年』2002年5月号(第148巻第2号)(研究社, 2002), pp. 10-13.
  • 15. 「作者・読者・出版者.サミュエル・ジョンソンの『ラセラス』再考」『十八世紀イギリス文学研究(第2号).文学と社会の諸相—』(日本ジョンソン協会編, 開拓社, 2002), pp. 270-87.
  • 16. 「『歴史』を書き換えるワイルド—ゴシック・ロマンスの系譜再考—」『オスカー・ワイルド研究』(Oscar Wilde Studies)第6号(日本ワイルド協会, 2004), pp. 31-42.
  • 17. 「天津詩神に教へられ、我は歌ひき—空間と語りの近代—」『イギリス文学と旅のナラティヴ.『マンデヴィルの旅』から『ドラキュラ』まで』(河内恵子, 松田隆美, 坂本光, 原田範行著, 慶應義塾大学出版会, 2004), pp. 65-99.
  • 18. 「幸福探求に旅は必要だったのか?—サミュエル・ジョンソンの『ラセラス』を中心に—」『イギリス文学と旅のナラティヴ.『マンデヴィルの旅』から『ドラキュラ』まで』(河内恵子, 松田隆美, 坂本光, 原田範行著, 慶應義塾大学出版会, 2004), pp. 101-25.
  • 19. 「魔女の大釜、レヴェットの洞窟—文学的表象にみる近代英国ヤブ医者群像」『腐敗と再生—身体医文化論III』(小菅隼人編, 慶應義塾大学出版会, 2004), pp. 182-205.
  • 20. 「現代の出発点を確認する.英国18世紀文学の視点」『英語青年』2005年2月号(第150巻第11号)(研究社, 2005), pp. 2-5.
  • 21. 「代作、合作、贋作に見るイギリス18世紀」『中部英文学』第25号(日本英文学会中部支部, 2006), pp. 1-17.
  • 22. 「書かれなかった『続・プロシア王フリードリヒ伝』—イギリス18世紀における啓蒙君主の表象」『藝文研究』(The Geibun-Kenkyu: Journal of Arts and Letters)第91号(慶應義塾大学藝文学会, 2006), pp. 138-56.
  • 23. 「『公共圏』の秘密—18世紀ロンドンとその文学的表象」『十八世紀イギリス文学研究(第3号)—躍動する言語表象』(日本ジョンソン協会編, 開拓社, 2006), pp. 142-58.
  • 24. 「食卓談義から紙上の饗宴へ—クラブの文化と一八世紀のアンソロジー」『食卓談義のイギリス文学』(圓月勝博編, 彩流社, 2006), pp. 273-310.
  • 25. 「ワイルドの戯れ—出版・ジャーナリズムの文化とThe Importance of Being Earnest」『オスカー・ワイルド研究』(Oscar Wilde Studies) 第8号(日本ワイルド協会, 2007), pp. 1-12.
  • 26. 「エロティカ狂想曲礼賛」『英語青年』2007年5月号(第153巻第2号)(研究社, 2007), pp. 7-10.
  • 27. “Facts, Methods, and Literary Creativity in Samuel Johnson’s Life of Savage,” Poetica: An International Journal of Linguistic-Literary Studies 68, ed. Noriyuki Harada and Hermann J. Real (Yushodo, 2007), pp. 75-98.
  • 28. 「楽園を離れて—ミルトン理解からみた文学の18世紀的変容」『英語青年』2008年12月号(第154巻第9号)(研究社, 2008), pp.7-10.
  • 29. 「家族はいかに語られるか—英文学における伝記、小説、そして家族のナラティヴの可能性—」『八事』第24号(中京大学評論誌「八事」編集委員会, 2008), pp. 91-95.
  • 30. 「Samuel Johnson研究の20年(1987年−2007年)」『杏林大学外国語学部紀要』(Review of the Faculty of Foreign Studies) 第20号(杏林大学外国語学部, 2008), pp. 95-106.
  • 31. 「書誌学と文学研究のテクスト学的融合のかたち—イギリス一八世紀文学を中心に」『テクストと人文学—知の土台を解剖する』(齋藤晃編, 人文書院, 2009), pp. 21-35.
  • 32. 「ブラックフライアーズ・ブリッジにかけた夢— 一八世紀イギリスにおける歴史認識と生活感覚、そして文書文化の諸ジャンル」『中世主義を超えて—イギリス中世の発明と変容』(松田隆美, 原田範行, 高橋勇編著, 慶應義塾大学出版会, 2009), pp. 213-39.
  • 33. 「ジョンソンと演劇」『英国文化の巨人—サミュエル・ジョンソン』(江藤秀一, 芝垣茂, 諏訪部仁編著, 港の人, 2009), pp. 204-11.
  • 34. 「ジョンソンと批評」『英国文化の巨人—サミュエル・ジョンソン』(江藤秀一, 芝垣茂, 諏訪部仁編著, 港の人, 2009), 212-25.
  • 35. 「『旅立ち』の言語表現—一八世紀イギリスの探検航海家ジェイムズ・クックを中心に」『旅立ちのかたち—イギリスと日本』(懐徳堂記念会編, 2009年, 和泉書院), pp. 83-120.
  • 36. 「英文学史誕生の皮肉—自伝としてのジョンソンの『英国詩人伝』—」『十八世紀イギリス文学研究(第4号)—交渉する文化と言語—』(日本ジョンソン協会編, 開拓社, 2010), pp. 142-58.
  • 37. “Aspects morphologiques du livre et du langage: ecrire, lire et compiler en Grande-Bretagne au xviiie siecle et dans le Japon moderne,” Les outlis de la pensee: Etude historique et comparative des ≪textes≫, ed. Akira Saito and Yusuke Nakamura (Paris: Fondation de la Maison des sciences de l’homme, 2010), pp. 43-60.
  • 38.「18世紀—サミュエル・ジョンソンの時代」『ロンドン物語—メトロポリスを巡るイギリス文学の700年』(河内恵子, 松田隆美編, 慶應義塾大学出版会, 2011), pp. 71-98.
  • 39. “Translation or Transformation: Japanese Reception and Adaptation of Eighteenth-Century English Literature,” 『英米文学評論』(Essays and Studies in British and American Literature) 第58巻 (東京女子大学英米文学研究会, 2012), pp. 1-22.
  • 40. 「<テロリズム>を消費する—亡霊騒ぎと十八世紀イギリスの喧噪」『亡霊のイギリス文学—豊饒なる空間』(富士川義之, 結城英雄編, 国文社, 2012), pp. 41-52.
  • 41. 「サミュエル・ジョンソンはシェイクスピアの亡霊を信じたか?—亡霊表象をめぐる近代批評の転回」『シェイクスピア・プリズム—英国ルネサンスから現代へ』(星久美子, 撫原華子, 堀祐子, 石渕理恵子編, 金星堂, 2013), pp. 131-42.
  • 42. 「ワイルドとジャーナリズム」『オスカー・ワイルドの世界』(富士川義之, 河内恵子, 玉井編, 開文社, 2013), pp. 401-23.
  • 43. “Translation and Transformation of Jonathan Swift’s Works in Japan,” “The First Wit of the Age”: Essays on Swift and His Contemporaries in Honour of Hermann J. Real, ed. Kirsten Juhas, Patrick Muller, and Mascha Hansen (Frankfurt am Main: Peter Lang, 2013), pp. 315-28.
  • 44. 「『ガリヴァー旅行記』の日本」『図書』第775号(岩波書店, 2013), pp. 12-15.
  • 45. 「オスカー・ワイルド:世紀末を疾走する豊饒な語り手—矛盾、逆説、逸脱を超えて—」『アイルランド文学—その伝統と遺産』(木村正俊編, 開文社, 2014)、pp. 193-211.
  • 46. 「『パミラ』の空間表象の特質と18世紀英語散文の推移」『十八世紀イギリス文学研究(第5号)—共鳴する言葉と世界』(日本ジョンソン協会編, 開拓社, 2014), pp. 2-18.
  • 47. “Teaching Eighteenth-Century English Literature in Japan: Purposes, Curricula, and Syllabi,” Lit Matters: The Liberlit Journal of Teaching Literature 第1号 (Lit Matters, 2014), 13 pp. (WEB JOURNAL: http://www.liberlit.com/litmatters/teaching-eighteenth-century-english-literature-in-japan-purposes-curricula-and-syllabi-2/)
  • 48. 「風刺と語りの揺らぎ—『ガリヴァー旅行記』再読—」IVY(名古屋大学英文学会)第47号(2014), pp. 41-62.
  • 49. “Shakespeare’s ‘Scenes of Enchantment’ and Johnson’s Criticism,” Poetica: An International Journal of Linguistic-Literary Studies 84, ed. Noriyuki Harada (Yushodo, 2015), pp. 77-91.
  • 50. 「近代イギリス文学における日本表象—サルマナザール、デフォー、スウィフト」『岩波講座日本歴史』月報第16号(岩波書店, 2015), pp. 1-4.
  • 51. 「『ガリヴァー旅行記』をめぐる東西文献交渉史」『旅の書物 / 旅する書物』(松田隆美編, 慶應義塾大学出版会, 2015), pp. 193-209.
  • 52. 「書物をして近代を語らしめよ—出版文化史から見た近代イギリスのジャーナリズム、小説、実録」『出版文化史の東西—原本を読む楽しみ』(徳永聡子編著)(慶應義塾大学出版会, 2015), pp. 197-232.
  • 53. 「ギャスケルの『ジョンソン』—言語、語り、出版文化」『ギャスケル論集』第26号(日本ギャスケル協会, 2016), pp. 1-14.
  • 54. 「ジャーナリズムとセクシュアリティの世紀末—オスカー・ワイルドの自己成型」『セクシュアリティとヴィクトリア朝文化』(田中孝信, 要田圭治, 原田範行編著, 彩流社, 2016), pp. 261-91.
  • 55. 「『感受性』の小説作法—『パミラ』と『トリストラム・シャンディ』のある受容をめぐって」『英国小説研究』第26号(英宝社, 2017), pp. 5-31.
  • 56. 「ジョナサン・スウィフト:「憤怒」と「自由」と—諷刺精神を涵養する磁場としてのダブリン」『文学都市ダブリン—ゆかりの文学者たち』(木村正俊編, 春風社, 2017), pp. 27-44.
  • 57. 「英語力の不十分な学生に、文学テクストを使って教えるために」『教室の英文学』(日本英文学会(関東支部)編, 研究社, 2017), pp. 22-29.
  • 58. “Literature, London, and Lives of the English Poets,” London and Literature, 1603-1901, ed. Barnaby Ralph, Angela Kikue Davenport, and Yui Nakatsuma (Newcastle upon Tyne: Cambridge Scholars Publishing, 2017), pp. 65-78.
  • 59. 「近代小説の誕生と日本表象—サルマナザール、デフォー、スウィフト」『十八世紀イギリス文学研究(第6号)—旅、ジェンダー、間テクスト性』(日本ジョンソン協会編, 開拓社, 2018), pp. 2-22.
  • 60. 「『トリストラム・シャンディ』は「珍奇」な作品か?—サミュエル・ジョンソンとローレンス・スターン」『ローレンス・スターンの世界』(坂本武編, 開文社出版, 2018), pp. 212-31.
  • 61. 「西洋文学という窓」『女学生とジェンダー—女性教養誌『むらさき』を鏡として』(今井久代、中野貴文、和田博文編, 笠間書院, 2019), pp. 219-30.

II. 著書、編著書

  • 1. 『図説 本と人の歴史事典』(宮利行・原田範行著, 柏書房, 1997), 総頁数397(全体にわたって項目を分担執筆).
  • 2. 『イギリス文学と旅のナラティヴ.『マンデヴィルの旅』から『ドラキュラ』まで』(河内恵子・松田隆美・坂本光・原田範行著, 慶應義塾大学出版会, 2004), 総頁数196.【(再掲)原田論文については論文-17および論文-18】
  • 3. 『新しい世界への旅立ち』(シリーズ・世界周航記—別巻, 石原保徳・原田範行著, 岩波書店, 2006), 総頁数viii+238(主にpp. 153-238を執筆).
  • 4. Poetica: An International Journal of Linguistic and Literary Studies 68, ed. Noriyuki Harada and Hermann J. Real (Tokyo: Yushodo, 2007), 総頁数iii+116. 【(再掲)原田論文については論文-27】
  • 5. 『中世主義を超えて—イギリス中世の発明と変容』(松田隆美・原田範行・高橋勇編著, 慶應義塾大学出版会, 2009), 総頁数xi+426.【(再掲)原田論文については論文-32】
  • 6. 『「ガリヴァー旅行記」徹底注釈(注釈篇)』(原田範行, 服部典之, 武田将明共著, 岩波書店, 2013), 総頁数xiv+593+23.
  • 7. Poetica: An International Journal of Linguistic and Literary Studies 84, ed. Noriyuki Harada (Tokyo: Yushodo, 2015), 総頁数112.【(再掲)原田論文については論文-49】
  • 8. 『風刺文学の白眉—「ガリバー旅行記」とその時代』(NHK出版, 2016), 総頁数157.
  • 9. 『セクシュアリティとヴィクトリア朝文化』(田中孝信, 要田圭司, 原田範行編著, 彩流社, 2016), 総頁数390+22. 【(再掲)原田論文については論文-54に掲出】

III. 翻訳

(1)単独訳

  • 1. 『読書の歴史—あるいは読者の歴史—』(アルベルト・マングェル著, 柏書房, 1999 (2013年改訂新装版)), 総頁数354+38.
  • 2. 『ヴィジュアル版ガリヴァー旅行記』(ジョナサン・スウィフト原作, クリス・リデル絵,岩波書店, 2004),総頁数144.
  • 3. 『南半球周航記』(上下2巻, ジェイムズ・クック著, 岩波書店, 2006), 総頁数(上下)532+8.
  • 4. 『南太平洋発見航海記』(バイロン, ロバートソン, カートレット著, 岩波書店, 2007), 総頁数vii+229+4.
  • 5. 『パミラ、あるいは淑徳の報い』(サミュエル・リチャードソン著, 研究社, 2011年), 総頁数xi+793.
  • 6. 『本—その歴史と未来』(デイヴィッド・ピアソン著, ミュージアム図書, 2011), 総頁 数208.
  • 7. 『召使心得 他四篇—スウィフト諷刺論集』(ジョナサン・スウィフト著, 平凡社, 2015), 総頁数293.

(2)共訳・部分訳(頁数は原田担当箇所)

  • 1. 『中世を夢みた人々.イギリス中世主義の系譜—』(アリス・チャンドラー著, 宮利行監訳, 研究社, 1994), pp. 1-35(総頁数436).
  • 2. 『大英図書館.秘蔵コレクションとその歴史』(ニコラス・バーカー編著, 宮利行日本語版監修, ミュージアム図書, 1996), pp. 9-23, 61-99, 185-207, 260-69(総頁数287).
  • 3. 『サミュエル・ジョンソン百科事典』(Pat Rogers著, 永嶋大典監訳, ゆまに書房, 1999), pp. 75-113(総頁数xliv+299).
  • 4. 『イギリス詩人伝』(サミュエル・ジョンソン著, 原田範行, 圓月勝博, 武田将明, 仙葉豊, 小林章夫, 渡邊孔二, 吉野由利共訳, 筑摩書房, 2009), pp. 7-70(総頁数544+xii).

IV. 学会発表・シンポジウム・招待講演等

  • 1. 「Rasselasにおける幸福の探求とJohnsonの『時』への意識」(日本英文学会第64回大会, 1992年5月24日, 於:西南学院大学).
  • 2.「Addison・Steele、Cave、Johnson.作者と読者と文学創造のはざま」(日本英文学会第66回大会, 1994年5月22日, 於:熊本大学).
  • 3. 「Shakespeare批評における個と普遍.1765年から1817年までの時期を中心に」(日本18世紀学会第16回大会, 1994年6月18日, 於:京都大学).
  • 4. 「Wildeの喜劇とComedy of Manners.大衆文化と芸術の接点」(第19回日本ワイルド協会大会, 1994年12月3日, 於:慶應義塾大学).
  • 5.「Londonにおける若きJohnsonの揺れ」(日本英文学会第69回大会, 1997年5月25日, 於:宮城学院女子大学).
  • 6. 「『マンフレッド』の受容と変容.バイロン、ハイネ、.外を中心に」(日本文体論学会 第70回大会, 1997年6月21日, 於:独協大学).
  • 7. 「ゴシック小説の系譜.近代イギリス文学を中心に」(杏林大学外国語学部創立10周年 記念公開講座, 1998年5月16日, 6月16日, 於:杏林大学).
  • 8. 「散文作家Johnsonの誕生.悲劇Ireneにおける試みと挫折」(日本英文学会第71回大会, 1999年5月24日, 於:松山大学).
  • 9. 「Samuel JohnsonとJacobitism」(日本ジョンソン協会第32回大会シンポジウム「18世紀の文人とJacobitism」における講師、1999年5月31日, 於:メルパルク松山).
  • 10. “Samuel Johnson’s Rasselas Reconsidered from the Point of View of Print Culture”(British Society for Eighteenth-Century Studies第31回大会, 2002年1月5日, 於:Queens’ College, Cambridge(英国)).
  • 11. 「公共圏の秘密—18世紀ロンドンとその表象」(日本英文学会第75回大会シンポジアム「ロンドンの表象/表象のロンドン」における講師, 2003年5月24日, 於:成蹊大学).
  • 12. 「食卓談義から紙上の饗宴へ—クラブ、定期刊行物、そしてアンソロジー」(日本ジョンソン協会第36回全国大会シンポジウム「出版文化のダイナミズムを考える—18世紀イギリスの出版者、編集者、読者そして作家たち」における司会・講師, 2003年5月26日, 於:アルカディア市ヶ谷私学会館).
  • 13.“Samuel Johnson in Japanese Culture”(International Society for Eighteenth-Century Studies第11回大会シンポジウム “Globalizing Johnson” シンポジウム講師, 2003年8月6日, 於:UCLA(米国)).
  • 14. 「ワイルドの国際性とゴシック・ロマンスの隠れた系譜—ゴシック劇、スコット、ポー、そしてジャンルの混交」(日本ワイルド協会第28回大会シンポジウム「ワイルドの文学とゴシック・ロマンスの系譜」における司会・講師, 2003年11月29日, 於:比治山大学).
  • 15.「ジャーナリズムの起源」(立正大学英文学会特別講演, 2004年7月15日, 於:立正大学).
  • 16.「ジョンソンとチェスターフィールド」(海保眞夫先生記念慶應シンポジウム「文人たちのイギリス十八世紀」における司会・講師, 2004年10月30日, 於:慶應義塾大学).
  • 17. 「<文学>史誕生の瞬間—Samuel JohnsonのLives of the English Poets再考」(日本英文学会第77回大会シンポジウム「イギリスにおける<文学>の誕生」における司会・講師, 2005年5月21日, 於:日本大学).
  • 18. “Publishing Enlightenment: Reformation of Language, Literature, and Print Culture in Modern Japan”(エディンバラ大学書物史研究所 (The Centre for the History of the Book, Edinburgh) 主催国際シンポジウム”Material Cultures and the Creation of Knowledge” における研究発表, 2005年7月22日, 於:University of Edinburgh(英国)).
  • 19. 「合作、代作、贋作に見るイギリス18世紀」(日本英文学会中部支部第57回大会特別講演, 2005年10月15日, 於:愛知大学).
  • 20. 「未知なる海洋への旅立ち—ヨーロッパ18世紀、世界周航の時代」(第111回懐徳堂講座(大阪大学文学部)における講演, 2006年5月16日, 於:大阪大学).
  • 21. 「実録とフィクション」(第1回日本英文学会関東支部大会シンポジウム「いま、語り(ナラティヴ)の面白さを問う」における司会・講師, 2006年7月29日, 於:東京大学).
  • 22. 「旅行記の面白さ—『ロビンソン・クルーソー』、『ガリヴァー旅行記』、クックの世界周航記」(活水女子大学英文科特別講座(長崎市民講座を兼ねる)における講演, 2006年11月10日, 於:活水女子大学).
  • 23. 「老いをめぐることばと文化」(身体医文化論研究会ワークショップ「老いと文化」における研究発表, 2007年3月1日, 於:慶應義塾大学).
  • 24. 「Samuel JohnsonのIreneはなぜ失敗作なのか?」(日本ジョンソン協会第40回大会シンポジウム「王政復古演劇から18世紀演劇へ」における講師, 2007年5月21日, 於:東洋大学).
  • 25. “Morphology of Books and Language: Writing, Reading and Anthologizing in Eighteenth-Century Britain and Modern Japan”(フランス人文科学研究機構(Maison des sciences de l’homme, Paris)および国立民族学博物館共同開催国際シンポジウム(“Les outils de la pensee”)における発表, 2007年5月29日, 於:Fondation de la maison des sciences de l’homme本部(フランス)).
  • 26. 「世界の名作を読む—『ガリヴァー旅行記』」(八王子市民大学講座(いちょう塾), 2007年6月23日, 於:八王子学園都市センター).
  • 27. 「読解と表現、解体と構築—18世紀英文学研究の将来構想」(大塚英文学会(東京教育大学、筑波大学)大会シンポジウム「これからの英文学研究」における講師, 2008年4月6日, 筑波大学).
  • 28. 「英文学史誕生の皮肉」(日本ジョンソン協会第41回大会シンポジウム「Samuel Johnsonの『詩人伝』を読む—侵犯する伝記的/批評的ナラティヴ」における司会・講師, 2008年5月28日, 広島県民文化センター).
  • 29. 「南太平洋という物語空間—ジェイムズ・クックと18世紀ヨーロッパ」(テクスト研究学会第8回大会シンポジウム「南太平洋という物語空間——<英・米・日>トランス・パシフィック文学論」における講師, 2008年8月29日, 大阪大学).
  • 30. 「『ガリヴァー旅行記』を徹底的に読む」(日本英文学会関東支部大会「精読」シンポジムにおける司会・講師, 2008年9月22日, 於:早稲田大学).
  • 31. 「ワイルドとアメリカのジャーナリズム」(日本ワイルド協会第33回大会シンポジウム「ワイルドとアメリカ」における講師, 2008年12月6日, 慶應義塾大学).
  • 32. “Translation and Transformation: Japanese Reception and Adaptation of Eighteenth-Century English Literature”. (バックネル大学英文学科および比較文化学科招待講演, 2010年9 月8日, 於:Bucknell University(アメリカ).
  • 33. 「リスボン地震とヨーロッパ啓蒙」(慶應英文学会第7回大会シンポジウム「災害と文学」における司会・講師, 2011年10月22日, 於:慶應義塾大学).
  • 34. 「『ガリヴァー旅行記』のおもしろさ—近代イギリス小説の破壊的創造」(武庫川女子大学秋季英文学会における講演, 2011年12月17日, 於:武庫川女子大学).
  • 35. 「翻訳者原田範行先生に聞くDavid Pearson 『本.その歴史と未来』」(雄松堂書店グロリアクラブ講演, 2012年5月25日, 於:雄松堂書店).
  • 36. 「18世紀小説への展開」(日本英文学会第84回大会シンポジアム「ルネサンス散文とその後—18世紀小説への展開」における講師, 2012年5月26日, 専修大学).
  • 37. 「The Picture of Dorian Grayに関する英語卒業論文をめぐって」(日本ワイルド協会第37回大会鼎談「ワイルド作品を教育的に活用する」における司会・講師, 2012年12月1日, 於:慶應義塾大学).
  • 38. “From Jacobitism to Enlightenment: Politics and Literature in Medieval and Early Modern Scotland”(日本中世英語英文学会第28回全国大会シンポジウム “A Foreign Country in Great Britain: Inventing the Scottish Middle Ages” における講師, 2012年12月2日, 広島大学).
  • 39. “Translation and Transformation of Pride and Prejudice in Japan”(2013 Pride and Prejudice Conferenceでの研究発表, 2013年6月21日, Lucy Cavendish College, Cambridge(英国)).
  • 40. 「言葉と映像の語るもの、語らぬもの—配置、省略、現実/非現実、展開の技法をめぐって」(日本英文学会東北支部大会シンポジウム「英文学教育における映像の文法」における講師, 2013年11月24日, 於:東北工業大学).
  • 41. 「読書と教養の文化史」(日本国際教養学会第3回全国大会における招待講演, 2014年3月16日, 於:慶應義塾大学).
  • 42. “Japan is a Fiction or Not?: Reconsideration of the References to Japan in Jonathan Swift’s Gulliver’s Travels.” (オタゴ大学英文学科招待講演, 2014年9月12日, 於:University of Otago(ニュージーランド)).
  • 43. “Japanese Education on English, English Literature, and Globalization”(バックネル大学国際交流センターでの招待講話, 2014年9月16日, Bucknell University(アメリカ)).
  • 44. “Robinson Crusoe in the Context of Travel Narrative of the Early Modern England / Asia”. (Robinson Crusoe in Asia 国際シンポジウムでの研究発表, 2014年9月20日, 於:筑波大学).
  • 45. 「学会の現況と課題」(日本英文学会第87回大会特別シンポジアム「大学の抱える今日的問題と人文学的『知』の追究の狭間で—英文学会からの問いかけ」における講師, 2015年5月24日, 立正大学).
  • 46. 「ガリヴァーとアリス—言葉、諷刺、冒険の行方」(日本ルイス・キャロル協会第21回研究大会招待講演, 2015年10月31日, 於:タワーホール船堀).
  • 47. 「ワイルドと英文学」(日本オスカー・ワイルド協会第40回大会シンポジウム「1890年代再考—ワイルド研究から見る<英文学>的動向」における司会・講師, 2015年12月5日).
  • 48. 「子どもの誕生とフィクションの変容—ディケンズにみる18世紀作家の方法的懐疑のゆくえ」(2016年度ディケンズ・フェロウシップ総会シンポジウム「ディケンズと18世紀」における講師, 2016年10月8日, 於:中央大学).
  • 49. 「シェイクスピアの近代—テクスト、制度、想像力」(第55回日本シェイクスピア学会セミナー「先人たちはシェイクスピアをどう読んできたのか」における講師, 2016年10月9日, 於:慶應義塾大学).
  • 50. 「教室の英文学」という方法論(日本英文学会第13回関東支部大会シンポジウム「教室の英文学を考える」における司会・講師, 2016年11月12日, 於:フェリス女学院大学).
  • 51. 「『ガリヴァー旅行記』の世界—視覚表象・諷刺・多義性」(奈良女子大学言語文化学科欧米言文講演会招待講演, 2017年5月30日, 於:奈良女子大学).
  • 52. 「実作者オースティンの誘惑—文体、描写、へそ曲がり」(日本オースティン協会第11回大会シンポジウム「教室のジェイン・オースティン」における講師, 2017年6月24日, 於:摂南大学).
  • 53. 「新しい教養教育の展開」(IDE大学セミナーにおける特別講演, 2017年8月28日, 於:札幌ガーデンパレス).
  • 54. 「ポカホンタスとイギリス近代」(日本アメリカ文学会東京支部例会シンポジウム「ポカホンタスの400年—環大西洋文学史を再考する」における講師, 2017年12月9日, 慶應義塾大学).
  • 55. 「文学のへそまがり—18世紀イギリスを舞台にして」(日本英文学会第90回大会特別シンポジアム「『文化』を考える—日本英文学会における文化研究の可能性」における司会・講師, 2018年5月20日, 東京女子大学).
  • 56. “Orality, Writing, and Print Culture in the Eighteenth-Century England with Special Reference to Samuel Richardson and Samuel Johnson” (国際会議“Writing Style: Samuel Johnson, Hugh Blair, Herbert Spencer, and Walter Pater”における研究発表, 2019年2月8日, 東京女子大学).
  • 57. “Difficulties, Approaches, and Tasks”(Liberlit 10におけるシンポジウム “A Problematic Period?: Teaching the Long Eighteenth Century” における講師, 2019年6月1日, 成蹊大学).
  • 58. “Eighteenth-Century Ocean Representations in Britain from George Psalmanazar’s Formosa to James Cook’s Journals” (“An International Conference on The Aesthetic Mechanisms of Ocean Representations in British, American, and Asian Contexts”における研究発表, 2019年7月14日, 成蹊大学).

V. その他(監修、解説、書評、報告、記事、イギリス文学関係の随筆など)

  • 1. 「慶応義塾志木高等学校英語LL授業報告」『らぼ通信』No. 73(慶應義塾大学語学視聴覚教室, 1992), pp. 17-18.
  • 2. 「『英語オーラル』の授業報告と今後の展望」『慶応義塾志木高等学校研究紀要』第25号(慶應義塾志木高等学校, 1995), pp. 1-15 (120-34).
  • 3.「書評:J. C. D. Clark, Samuel Johnson: Literature, Religion and English Cultural Politics from the Restoration to Romanticism」『日本18世紀学会年報』(Annual Bulletin of the Japanese Society for Eighteenth-Century Studies) 第11号 (日本18世紀学会, 1996), pp. 34-35.
  • 4. 「研究書紹介—John Cannon, Samuel Johnson and the Politics of Hanoverian England」『日本ジョンソン協会年報』第20号(日本ジョンソン協会, 1996), pp. 20-21.
  • 5. 『オスカー・ワイルド事典:イギリス世紀末大百科』(山田勝編, 北星堂書店, 1997), pp. 180-81, 426-27, 444-45.
  • 6. Popshots vol. 1: Highlights of American Pop Culture (伊勢村定雄, 原田範行共編注, 北星堂書店, 1998).
  • 7. Popshots vol. 2: Highlights of American Pop Culture (原田範行, 伊勢村定雄共編注, 北星堂書店, 1999).
  • 8. 「ことばと文化のダイナミズム」『出版ニュース』第1804号(出版ニュース社, 1998), p. 15.
  • 9. 「書評:English Literary Periodicals in the Eighteenth Century: The World / The Connoisseur(海保眞夫監修・解説)」『日本18世紀学会年報』(Annual Bulletin of the Japanese Society for Eighteenth-Century Studies) 第13号(日本18世紀学会, 1998), pp. 37-38.
  • 10. “Review: Samuel Johnson in Historical Context, ed. Jonathan Clark and Howard Erskine-Hill,”Royal Stuart Review (The Royal Stuart Society (London), 2002), pp. 24-26.
  • 11. 「変身・逸脱・越境・混交、あるいは再生—意外なほど躍動感に満ちている」『図書新聞』2002年12月21日号(第2611号)(図書新聞, 2002), p. 3.
  • 12. 「動と静、内と外—混交の果てに見えてくるものは?—相反する多様なベクトルが共存している『この国』の文学の面白さ」『図書新聞』2003年12月27日号(第2659号), p. 3.
  • 13. 「解説『ロビンソン・クルーソー』の世界」(デフォー作, 海保眞夫訳, 『ロビンソン・クルーソー』, 岩波少年文庫, 岩波書店, 2004), pp. 341-49.
  • 14. 「イギリス海外短信:今年を特徴づける『細部』に期待—『オクスフォード国民伝記事典』ほか」『図書新聞』2004年2月14日号(第2665号), p. 7.
  • 15. 「書評『スウィフトの文学的技法』:事実は小説よりも奇なり、か?—重厚にして軽やか、堅実にして大胆な洞察」『図書新聞』2004年2月21日号(第2666号), p. 4.
  • 16. 「イギリス海外短信:しがみついているこの根は何か—十年に一度の国勢調査」『図書新聞』2004年4月10日号(第2673号), p. 10.
  • 17. 「移ろう季節と年中行事—イースターデイ、連休、春学期のイギリス」『図書新聞』2004年6月12日号(第2681号), p. 7.
  • 18. 「ジョンソンの辞書の愉しみ—リレー連載:辞典・事典の愉しみ(1)」『英語青年』2006年4月号(第152巻第1号)(研究社, 2006年), pp. 28-29.
  • 19. 「国家の枠を越えて研ぎ澄まされる創造力—海外が舞台となることで、イギリスが不思議なほど透明化」2006年12月23日号(第2803号)(図書新聞, 2006), p. 7.
  • 20. 「新刊書架—高知尾仁著『表象のエチオピア—光の時代に』」『英語青年』2007年2月号(第152巻第11号)(研究社, 2007), p. 48.
  • 21. “Review: Lisa Zunshine and Jocelyn Harris, eds., Approaches to Teaching the Novels of Samuel Richardson”『英文学研究』第85号(日本英文学会, 2008), pp. 150-57.
  • 22. “Introduction to The British Tourists; Edited by William Mavor”, (別冊英語解説, ユーリカ・プレス, 2009), 総頁数xxv.
  • 23. 『ポケット版18世紀英国旅行便覧』(The British Tourists)(別冊日本語解説, ユーリカ・プレス, 2009), 総頁数33.
  • 24. 「サミュエル・ジョンソン生誕三〇〇年—一八世紀イギリス文豪の近さ」『港のひと』第7号(港の人, 2010), pp. 17-19.(『WEB英語青年』2010年1月号(研究社)から転載されたもの)
  • 25. 「神・大戦・格差社会—二十一世紀社会への転換に備えるしなやかなイギリス文学」『図書新聞』2010年12月25日号(第2995号)(図書新聞, 2010), p. 4.
  • 26. 「解説—学校、インド、想像力」『小公女』(高楼方子訳, 福音館書店, 2011)pp. 378-92.
  • 27. “Introduction”および「日本語解説」, The Modern Traveller: A Description, Geographical, Historical, and Topographical, of the Various Countries of the Globe. By Josiah Conder.(ユーリカ・プレス, 2012), pp. 3-18(英語版), pp. 19-31(日本語版).
  • 28. 「解題」『ジャマーノ編集長学術論文出版のすすめ』(慶應義塾大学出版会, 2012), pp. 245-52.
  • 29. 『「ガリヴァー旅行記」を読む』(武蔵野市寄付講座教科書, 東京女子大学, 2012), 総頁数118.
  • 30. 「『驚異の年』か「フツウの年」か?—対立を吸収してしなやかに展開するナラティヴ」『図書新聞』2012年12月22日号(第3091号)(図書新聞, 2012), p. 4.
  • 31. 「巻頭エッセイ—珍説東西交流史」『比較文化』第59号(東京女子大学比較文化研究所, 2013), pp. 1-2.
  • 32. “Introduction”および「日本語解説」, The Modern Traveller: A Description, Geographical, Historical, and Topographical, of the Various Countries of the Globe. By Josiah Conder. Part 2: India, Birmah, Persia & China(ユーリカ・プレス, 2013), pp. 3-17(英語版), pp. 19-33(日本語版).
  • 33.「ワイルドの饒舌と寡黙—『オスカー・ワイルドの世界』に寄せて」『螢窓』(開文社通信, 第7号)(開文社出版, 2013), pp. 1-5.
  • 34. 「言葉と映像の語るもの、語らぬもの—配置、省略、現実/非現実、展開の技法をめぐって」『第86回大会Proceedings』(日本英文学会, 2014), pp. 159-60.
  • 35. “Introduction”および「日本語解説」, The Modern Traveller: A Description, Geographical, Historical, and Topographical, of the Various Countries of the Globe. By Josiah Conder. Part 3: Turkey, Greece, Russia, Spain & Portugal(ユーリカ・プレス, 2014), pp. 3-21(英語版), pp. 23-41(日本語版).
  • 36. 「書評(小特集:ジョナサン・スウィフト)—Leo Damrosch, Jonathan Swift: His Life and His World」『日本18世紀学会年報』第29号(日本18世紀学会, 2014), pp. 82-83.
  • 37. 「学会の現況と課題」『第87回大会Proceedings』(日本英文学会, 2015), pp. 98-99.
  • 38. “Introduction”および「日本語解説」, The Modern Traveller: A Description, Geographical, Historical, and Topographical, of the Various Countries of the Globe. By Josiah Conder. Part 4: Africa & North America(ユーリカ・プレス, 2015), pp. 3-17(英語版), pp. 19-32(日本語版).
  • 39. 「海外文学二〇一五年—イギリス文学」『文藝年鑑』(日本文藝家協会編, 新潮社, 2016年), pp. 66-68.
  • 40. 「Researcher’s Eye—秘められた東西交流」『三田評論』2016年12月号(1206号)(慶應義塾, 2016), p. 39.
  • 41. 「EU離脱とシェイクスピア—文学は土着かグローバルか」『図書新聞』2016年12月24日号(第3284号)(図書新聞, 2016), p. 6.
  • 42. “Introduction”および「日本語解説」, The Modern Traveller: A Description, Geographical, Historical, and Topographical, of the Various Countries of the Globe. By Josiah Conder. Part 5: Mexico, Guatimala, Colombia, Peru, Brazil & Buenos Ayres(ユーリカ・プレス, 2017), pp. 3-18(英語版), pp. 19-34(日本語版).
  • 43. 「海外文学二〇一六年—イギリス文学」『文藝年鑑』(日本文藝家協会編, 新潮社, 2017年), pp. 66-68.
  • 44. 「『教室の英文学』を考える—『教室の英文学』という方法論」『第89回大会Proceedings』(日本英文学会, 2017), pp. 199-200.
  • 45. 「海外交流と異種混淆が輝く舞台—ポカホンタス、八雲、カズオ・イシグロ」『図書新聞』2017年12月23日号(第3332号)(図書新聞, 2017), p. 6.
  • 46. 「海外文学二〇一七年—イギリス文学」『文藝年鑑』(日本文藝家協会編, 新潮社, 2018年), pp. 66-68.
  • 47. 「ある新刊紹介者の孤独—イギリス小説の現在をめぐって」『三田文學』第133号(三田文学会, 2018), pp. 156-66.
  • 48. 「現代教養学部の新展開」『2017年度IDE大学セミナー報告書』(IDE大学協会北海道支部, 2018), pp. 51-72.
  • 49. 「英文学会はおもしろい!—日本英文学会の魅力と新時代への可能性」『週刊読書人』2018年5月18日号(第3239号)(読書人, 2018), p. 4.
  • 50. 「ポカホンタスとイギリス近代」『アメリカ文学』(日本アメリカ文学会東京支部会報)第79号(日本アメリカ文学会東京支部, 2018), pp. 31-38.
  • 51. 「人はなぜ戦争をするのか?—第一次世界大戦終結百年と文学的想像力」『図書新聞』2018年12月22日号(第3380号)(図書新聞, 2018), p. 4.